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進行胃がんの形態





先ほどの早期胃がんに形態があったように、進行胃がんにもさまざまな形態があります。一般的に早期胃がんを放置して進行させてしまったときと考えてください。


〜1型〜(腫瘤型)
がん細胞は明瞭に盛り上がっており、周囲の細胞と比べても境界が明白です。内部のがん細胞は粘膜下層を突き抜けており筋肉の層まで達しています。

〜2型〜(潰瘍限局型)
がん細胞が潰瘍状態となり、周囲をがん細胞が堤防のように盛り上がっています。またがん細胞と正常細胞との境界は明白です。

〜3型〜(潰瘍浸潤型)
こちらもがん細胞が潰瘍状態となっていて、周囲をがん細胞が堤防のように盛り上がっています。しかしがん細胞と周囲の正常な細胞との境界が明白ではありません。

〜4型〜(びまん浸潤型)
がん細胞の隆起や潰瘍も確認できず、また堤防になっていることもありません。がんによって胃壁が厚くなっており、こちらもがん細胞と周囲の正常な細胞との境界が明白ではありません。

〜5型〜(分類不能型)
上記の4つの型のどれにも当てはまらず、形状も不明瞭なものを言います。


周囲の細胞との境界が明白ではないとは、がん細胞がどこまでががん細胞か見分けがつかないことです。通常であればがん細胞と正常細胞との見分けは付きますが、3型や4型のような型はがん細胞が胃に浸みわたっているような状態で、摘出が困難になっています。