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精密検査の流れ





スクリーニング検査(X線検査)で胃がんの疑いがあった場合は、精密検査として胃の内部を直接調べる方法をとります。そしてがん細胞と疑われる組織を採取して調べ、胃がんかどうかを確定します。
口から内視鏡と呼ばれる細いファイバースコープを挿入し、そのまま胃まで深く入れたらモニターを確認して、実際にがん細胞かどうかを判断できます。内視鏡には胃の内部で作業ができる細い器具が装着されており、それでがん細胞と疑われる細胞を採取するのです。
昔はファイバースコープも太く飲み込みづらいものでしたが、現在では1cmにも満たない5mmほどの太さになり、CCD機能も搭載されており誰でも抵抗なく行えると思います。


【検査の流れとポイント】
まず検査前ですが、胃にポリープが見つかった場合は切除するので、出血しやすくなる薬などの服用は10日前から中止するようにしてください。
出血しやすくなる薬とは心筋梗塞や脳梗塞の予防薬や治療薬、また一般的な薬としてバファリンやワーファリンなどです。
内視鏡検査は基本的には安全なものですが、重度な心臓疾患や高血圧を持っている人は行えない場合もあるので、必ず医師に現在もっている疾患などを伝えるようにしましょう。
これもX線検査と同様に、検査の前日の遅い食事は避けてください。胃に食べ物が残っていると胃液が多く分泌されてしまい、細かく正確な検査が行えなくなります。

そして検査の当日、内視鏡が入りやすくするために消化管ガス排除剤を服用します。
また内視鏡を飲み込むときに苦しくなったり痛みが生じるのでは??という心配もあるでしょうが、その場合は喉に麻酔のスプレーを噴きかけて対応できるので大丈夫。
内視鏡を入れておよそ20分ほどで検査は終了です。

また内視鏡検査では稀に胃の粘膜に穴が開いてしまうことがあります。特に臓器が細い食道や十二指腸を見るときには胃カメラが少し接触しただけで穴が開いてしまうことも。
医師は検査後も食道や胃に傷が付いてないか確認しますが、もしも検査が終わり帰宅して激しい腹痛に見舞われるようでしたら、すぐに検査をした病院へ連絡してください。
検査も無事に終わったとしても、検査当日から1週間は飲酒を控えるようにしましょう。これは胃の細胞を採取した場合、胃を粘膜がむき出しになっているのでお酒を飲むと胃が荒れてしまうからです。